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VALUE BOOKS
ECOSYSTEMバリューブックス・エコシステム
私たちの思い
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私たちの主な事業は、インターネットを介した古本のリユースです。
買取りと、「charibon」という寄付のプログラムによって古本を集め、それを販売しています。
毎日 約3万冊を超える本が届き、それをひとつひとつ、人の手で査定していますが、
その基準はインターネット上での需要に基づいています。
必要以上の量が市場に存在して、値崩れしてしまっているものには、
残念ながら値段をつけることができません。
私たちはその、値段がつけられなかった本も、他の古本事業者への卸売や、自社・提携店舗での販売、
フリースクールや介護施設など、本を必要としている場所に届ける「Book Gift Project」を通じて、
まだ読み手がいる限り、最大限リユースしようと試みています。
リユース先がない本たち
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しかし、そうして可能な限りの手を尽くしても、リユースする先がない本は、
古紙としてリサイクルに回すことになります。
たしかに、日本の古紙回収の仕組みや再生技術は世界でもトップレベルで、
それらの本は、新しい紙として再利用されています。
ですが、それは本としての生を絶つことです。
私たちは、毎日、大量の本を載せて古紙回収所へと向かうトラックをながめながら、
「できる限り、リサイクルに回す本を減らしたい」と考えていました。
必要とされ
読み継がれていく本たち-
そんな中、私たちは市場で値崩れしにくい本ばかりをつくっている出版社の存在に気がつきました。
過去のデータを出版社別に調べてみると、送られてきた本のうち、90%以上という高割合で、
値段をつけて買い取ることができる出版社があることがわかりました。
これは、他と比較してとても高い数字です。
そこで私たちは、それらの本を売って得た利益の一部を、
出版社に還元させていただくことにしました。
値段がつけられず、リサイクルに回す本の多くは、
短期間で消費され、多くの人に手放され、市場にあふれてしまったものです。
一方、リユース率が高い出版社がつくっている本は、
長期間にわたって多くの人に必要とされ、読み継がれている本であるといえます。
本の生態系をつくりたい
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私たちの本社は、長野県上田市にあります。
買取りや寄付の送料は、私たちが負担して、お客様から送っていただいています。
その中に、値段のつかない本が多く含まれていれば、
そのまま古紙リサイクルに回してしまう本を上田まで運んでいることとなり、
余計なコストがかかるだけでなく、環境にも負荷を与えていることになります。
私たちは、本のリユースによって利益をあげています。
願わくは、すべての出版社に利益を還元させていただき、
本の生態系(エコシステム)をつくっていくことが、私たちの理想です。
より多くの出版社が、長く読み継がれるような本をつくってくだされば、
輸送で環境負荷をかけることもなく、リサイクルに回されずに、本として生まれたものを、
リユースによって生かし続けることができます。
持続可能な世界に近づいていく一助になるよう、私たちはこの試みをスタートします。
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<しくみ>
毎年、出版社別のリユース率(※)を算出し、その数字が90%を超えている出版社のうち、
パートナーになってくださった出版社に対して、
私たちが彼らの出版した本を売って得た売上の33%を還元させていただきます。
還元させていただいたお金の使途は、各パートナー出版社に委ねています。
著者に還元する出版社もあれば、よりよい出版活動のために生かす出版社、
社会貢献のために使う出版社もあります。
(※)私たちのもとに送られてきた本のうち、値段をつけて買い取ることができた本の割合のこと私たちはパートナー出版社の本を、可能な限り高値でお客様から買い取ります。
各パートナー出版社が出版した本も、他の古書店に流れてしまえば、
出版社に還元することができません。
多くの金額を還元し、よりよい循環を生んでいくために、
できるだけたくさんの本を私たちのもとに集めたいと考えています。
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<出版社の皆様へ>
パートナーに関心を持ってくださった出版社の方は、お問い合わせください。
貴社出版物のリユース率をお知らせします。
90%を超えている場合は、担当者が詳細の説明にお伺いします。
お問合せ: info@value-books.jp<読者の皆様へ>
本をお売りいただく際は、上記パートナー出版社の本を含め、ぜひ私たちにお送りください。
可能な限り高値で買取ります。
また、上記のパートナー出版社の本をお買い上げになるとき、
その出版社を応援する最大の方法は、新品の本を新刊書店でお買い上げいただくことです。
古本をお買い求めになるときは、弊社がインターネット上で出品しているものや、
直営店舗「NABO」でのご購入を検討いただければ幸いです。
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この記事が公開された2017年11月当時は、記事の通り「送料無料」にて当社のすべてのサービスをご利用頂くことができました。2018年7月からは、買取サービスサイト「VALUE BOOKS」の送料はお客さまにご負担頂いています。