【特典冊子・動画付き】『本屋のパンセ 定有堂書店で考えたこと』
【特典冊子・動画付き】『本屋のパンセ 定有堂書店で考えたこと』




内容紹介
名店の店主の人生の本200点超を一挙掲載。本から誘われた思索の軌跡。
定有堂は、本屋が詣でる本屋だった。鳥取まで訪ねていき、奈良さんからふっと宙に放たれて光ることばに、支えられた本屋は自分だけではないはずだ。オブジェが吊られた定有堂の店内を思い出しながら本書を読み、奈良さんのことばを受け継いで実践を続けようという決心が、青空のようにひらけた。
NUMABOOKS/本屋B&B・内沼晋太郎
本が好き、という〈初発衝動〉から奈良さんは店を始めた。本を並べ、ミニコミを出し、読書会をして、対話と思索を続けた。時流に遅れながら外界につながり、終わりはまた始まりになった。時空を歪めた奈良さんは、店を閉めてもまだ本屋でいる。
市場の古本屋ウララ・宇田智子
本を読むことの先に、本の中のような人生は扉を開いていなかった。とすると本そのものを目的として生きるしかない。本を読むのでもない書くのでもない、本を売るという人生がそこにあった。読むことや書くことは、あまりに一つの人格のもとに緊縛性が強く行き止まりだった。本を売るという人格が、解けなかった人生の問いを一挙に明快なものにしてくれた。(本書「本屋を生きる」より)
目次
はじめに 三砂慶明
第一章 音信不通 本のビオトープ
第二章 「普通」の本屋
第三章 「焚き火」の読書会
第四章 「本屋の青空」を見上げて
第五章 終わりから始まる
あとがき これからの十年
あとがきのためし読みはこちら(外部サイト)から
定価:本体2,200円+税
仕様:46判並製
発売日:2025年2月
YouTube「本チャンネル」で紹介
特典① 『音信不通』特集号

定有堂書店が発行している月刊のミニコミ誌『音信不通 本のビオトープ』の特集号を特典としてお付けします。
奈良敏行さんの直筆コメント入り、数量限定になります。(1冊につき1部。コメントは複数パターンあり)
特典② 購入者限定 特典動画
バリューブックス/本チャンネル書店で、本書をご購入いただいた方限定で特典動画をお届けします!
特典は、本商品の注文後すぐにマイページからご視聴いただけます。
詳しい視聴方法は
こちらをご覧ください!

著者・編者紹介
奈良敏行(なら・としゆき)
1948年生まれ。1972年早稲田大学第一文学部卒。1980年鳥取にて、定有堂書店を開業。著書に『町の本屋という物語 定有堂書店の43年』(作品社)、共著書に、『街の本屋はねむらない』(アルメディア)、三砂慶明編『本屋という仕事』(世界思想社)など。
三砂慶明(みさご・よしあき)
1982年生まれ。「読書室」主宰。本の執筆、企画、編集、書評を手掛ける。立ち上げから参加した梅田 蔦屋書店を経て、TSUTAYA BOOKSTORE梅田MeRISE勤務。著書に『千年の読書 人生を変える本との出会い』(誠文堂新光社)、編著書に『本屋という仕事』、奈良敏行著『町の本屋という物語 定有堂書店の43年』がある。
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